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葬儀マナーでは携帯電話やネイルに注意しよう

葬儀や通夜に参加する際は、葬儀マナーをきちんと守ることが大切です。服装や作法で失礼のないよう、参列する際はもう一度マナーを確かめておきましょう。特に気をつけたいのは携帯電話です。現在はひとり一台、携帯電話やスマートフォンを持つ時代ですが、通夜や告別式にも持っていくという人は珍しくありません。携帯電話を持つことはマナー違反ではありませんが、式の最中に電話が鳴るということは避けたいところです。着信音が鳴るのを防ぐためにも、電源を切るかマナーモードに切り替えておきましょう。電源を切っておく、マナーモードに切り替えるなどの対策をしておけば式の最中に着信音が鳴る心配はありませんが、うっかり対処を忘れてしまうこともあります。もしも着信音が鳴ってしまったら、すぐに着信を切るようにします。大事な用件で電話が掛かってきた場合はかけ直す必要も出てきますが、小さな声で話していても静寂な場面ではとても目立ちますので、その場でかけ直すようなことは避け、一旦退席してかけ直すようにしましょう。通夜や告別式で必ずと言って良いほど行われる儀式に焼香があります。何度も参加したことがあるという人も、実は正しい方法を知らないということは珍しくありません。順番が来たら焼香台に向かいますが、このとき焼香台の前で遺族に一礼します。焼香台の前で遺影に一礼します。このときに数珠も持ちますが、数珠は左手に持ち、抹香は右手でつまみます。抹香を額におしいただき、その後は静かに香炉にくべます。その後は合掌し、少し下がりもう一度遺族に一礼してから席に戻ります。

葬儀マナーとしては、派手で目立つアクセサリーや小物類は身に付けないこともあげられます。基本的に結婚指輪以外のアクセサリーは避けたほうが無難です。女性はネイルアートを楽しむ人が多くなっていますが、派手なネイルも葬儀の場面ではふさわしくありません。マニキュアの場合はあらかじめ除光液で落としておくと良いでしょう。最近はジェルネイルが人気となっていますが、ジェルの場合はマニキュアのように簡単には落とすことはできません。時間があるときはネイルサロンで落としてもらうこともできますが、急な際は喪服用の黒い手袋が役立ちます。

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